急性湿疹になったことあるわんこって多いんじゃないでしょうか?
私も良く皮膚炎をおこしますが、かゆ!っと思ったら物凄くひろがってたり。
犬もおんなじなんですよね。
朝はなんともなかったのにお腹にぶつぶつがいっぱいできてた!なんてことも。
今回のテーマは犬が良くかかる急性湿疹についてです。
犬の皮膚炎 ホットスポットといわれる急性湿疹って何?
犬の皮膚炎のひとつで、暖かくなってから良く起こります。
急にできるのでびっくりする事も多いですよ。
急性湿疹の原因は?
暖かい季節の雨の後に良く起こります。
このことから気温と湿度が関係していると思われています。
- アレルギー体質
- 蒸れやすい気温と湿度
- 雨の後
- 虫刺されや刺激
急性湿疹の症状は?
痒みの強い湿疹が特徴。表在性の細菌感染した湿疹で 化膿性外傷性湿疹 とも言われています。
- 患部を犬が掻いたり、舐めたりかんだりする
- 浸出液が出ているジュクジュクした湿疹がある
- 浸出液が乾いて瘡蓋状態になってごそっと脱毛
- 化膿・炎症している
痒みが強いので犬が患部を気にすることで気づく事もあります。
犬の皮膚炎 ホットスポットといわれる急性湿疹の治療
痒みの刺激が強いので見つけたら早めに治療してあげたいもの。
あっという間に広がってしまうし、犬が痒みでストレスを抱えてしまいます。
急性湿疹の検査
急激に出来る湿疹の特徴と、他の皮膚病を否定することで診断します。
直接皮膚の観察と皮膚にダニやノミが居ないか、二次感染が無いかや最近の種類の特定などを行うこともあります。
急性湿疹の治療
二次感染を起こしていたらその治療も一緒に行います。
- ステロイドや抗菌剤の塗布(投与)
- 薬浴やシャンプー
まずは患部やその周辺の毛刈りをして治療を行います。
また、痒みが強く犬が気にするのでエリザベスカラーを装着します。(掻いたり舐めたりしないように)
通常1~2週間で治りますが症状によっては4週間程度かかる場合もあります。
犬の病気 ホットスポットといわれる急性湿疹の予防
一度なった犬は何度も繰り返すことが多いです。
- 体を清潔に保つ
- 被毛の毛刈りなど涼しく過ごせる工夫
- 雨やプール、シャンプーでぬれた後はしっかり乾かす
犬の病気 ホットスポットといわれる急性湿疹 まとめ
犬の急性湿疹について紹介しました。
犬の皮膚を清潔に保つ事が一番の予防ですよね!
月に一度のシャンプーやこまめにブラッシングしてあげましょう。
また、ブラッシングと一緒に皮膚に病変が無いかチェックしてあげるのも忘れずに。
雨のあとや水遊びの後は犬をしっかり乾かしてあげましょう。
それだけでもかなり急性湿疹を予防できますよ!