りんごってヘルシーで健康的なイメージの果物ですよね。
犬の体に悪い成分が含まれていないので食べてもOKな食品です。
リンゴが大好きなわんこもたくさんいますよね!
今回のテーマはりんごです。
犬にあげるときの量や与え方の参考にしてくださいね!
犬にりんご りんごってどんな食べ物?
バラ科の植物の果実です。
落葉樹のりんごは数千にも及ぶ品種があり世界中で親しまれている果物です。
日本でも多くの品種が作られていて色んな色や大きさ、風味のりんごが手軽に楽しめますよね。
りんごの栄養的価値
栄養価 | 皮つきりんご100gあたり | |
エネルギー | 56㎉ | |
タンパク質 | 0.2g | |
脂質 | 0.3g | |
炭水化物 | 16.2g | |
灰分 | 0.2g | |
ナトリウム | 微量 | |
カリウム | 120mg | |
カルシウム | 4mg | |
マグネシウム | 5mg | |
リン | 12mg | |
鉄 | 0.1mg | |
βカロテン | 22㎍ | |
ビタミンC | 6mg | |
葉酸 | 3㎍ | |
ビタミンK | 2㎍ |
イギリスのことわざに「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言うほど健康食品として優秀です。
クエン酸やリンゴ酸(甘酸っぱい味のもとです)が含まれていて抗炎症作用や疲労回復に効果があります。
カリウムが豊富なので血液中の余分なナトリウムを排除する働きがあります。
そして有名なのがリンゴポリフェノール。
皮に多く含まれるリンゴポリフェノールは抗酸化作用やアレルギーの抑制などの効果も期待できます。
りんごの食べられない部分
りんごの食べられる部分は実と皮。
種と芯は取り除いて与えましょう。特に種には要注意。
りんごの種には青酸配糖体といわれるアミグダリンが腸内細菌によってシアン化物に変化することが知られています。
人はりんご一個分の種を食べたとしてもちょっと胸悪い程度の刺激ですがたくさん食べると死に至ります。
熟したりんごの表面にはりんごから染み出た蝋状のものに被われます。
食べても害のあるものではありませんが、綺麗に洗って食べさせましょう。
犬にりんご 食べるときの注意点
体にいいからと言って食べさせすぎるのは問題です。
お楽しみはほどほどの量にしておきましょう。
一日に食べても大丈夫な量は?
どれだけ食べても毒性はないのでそういった意味では無制限です。
ですがドッグフードを主食としているわんこだと、オヤツの目安はその10%程度。
りんごだと水分が多いのでもう少し与えても大丈夫かもしれませんね。
体重10キロのわんこには中くらいの大きさのりんごを一切れ(6分割)程度が目安です。
犬に与えるときの形状は?
意外に思うかもしれませんがりんごを気管や食道に詰まらせるわんこって多いのです。
鉗子でもつまみにくいしけっこうやっかい。
犬の大きさにあわせて喉に万が一詰まったときに完全に閉鎖させない大きさだとベストです。
犬に与えるときは慌てて飲み込まないように注意しましょう。
りんごのアレルギーは?
りんごアレルギーやバラ科植物のアレルギーが出る犬もいます。
始めて与えるときには少量ずつ様子をみて、が基本です。
ブタクサ、ヨモギ、シラカバ、スギ にアレルギーのあるわんこは交差反応アレルゲンとして反応する場合も。
犬にりんご まとめ
犬ってりんごが好きな子が多いですよね。
食べてるときの幸せそうな顔って飼い主として得した気分にさせてもらえます。
ほぼ一年を通して流通しているお手軽なりんご。
やりすぎないよう気をつけてあたえましょう。