犬の遺伝性疾患 セロイドリポフスチン症(CL)ってどんな病気?_遺伝性神経変性疾患のひとつセロイドリポフスチン症

セロイドリポフスチン症犬の遺伝病
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セロイドリポフスチン症という遺伝性疾患をご存じでしょうか。

進行すれば死亡にいたる遺伝性の病気です。

ボーダーコリーで起こる事が有名ですが、他の犬種にも見られます。

治療法もないので繁殖時に注意することで防ぎます。

該当犬種の子犬を入手する際は両親の検査の有無もチェックするようにしましょう。

今回紹介するのは セロイドリポフスチン症 です。

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犬の遺伝性疾患 セロイドリポフスチン症ってどんな病気?

致死性の遺伝性疾患です。

セロイドリポフスチン症の原因

生まれつき遺伝子に異常があり神経が正常に働かなくなる疾患です。

ライソゾームという細胞内で不要な物質をさまざまな酵素が分泌して分解する器官があります。

この酵素が正常に分泌されない事で不要な物質が細胞内に蓄積されてしまい神経症状を起こします。

セロイドリポフスチン症の症状

神経を侵されるのでさまざまな症状がおこります。

進行性の疾患なので発症してから数カ月~数年に死に至ります。

運動失調

  • ふらつき(つまづいたり、よろついたり)
  • ぎこちない歩き方をする
  • 起き上がりにくくなる、上手く立ち上がれない

視力

  • 夜間見えにくくなる
  • 視力が落ちる(ぶつかる、暗い場所で慎重になる)

行動異常

  • しつけが乱れる(トイレを忘れるなど)
  • ぼーっとする
  • 過度に緊張する、怖がる、怒る
  • 過度に動き回る

けいれん

  • ぴくぴく痙攣する
  • 手足を硬直させてのけぞってガタガタ痙攣する
  • 筋肉がつっぱったりする

セロイドリポフスチン症の治療

この疾患に治療法はありません。

症状をやわらげる処置を行います。

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犬の遺伝性疾患 セロイドリポフスチン症の検査と予防

遺伝子検査で因子の有無を確認することが出来ます。

予防法の無い疾患ですが、繁殖時に組み合わせを考慮することで防げます。

セロイドリポフスチン症の遺伝子検査って?

セロイドリポフスチン症の遺伝子を血液検査で調べる事が出来ます。

常染色体劣性遺伝です。

繁殖前に組み合わせを考えれば発症を防ぐ事ができるので是非実施していただきたい検査です。

クリア (発症無し・健全)☆☆

キャリア (発症の危険性は無いが因子を持っている)☆★

アフェクテッド (発症します)★★

繁殖時の注意事項

上記の結果を踏まえて交配計画を立てるようにしましょう。

組み合わせによる子犬の発症の確率 クリア(☆☆)キャリア(☆★)アフェクテッド(★★)

組み合わせ父犬☆☆父犬☆★父犬★★
母犬☆☆100% ☆☆50%☆☆ 50%☆★100%☆★
母犬☆★50%☆☆ 50%☆★25%☆☆50%☆★25%★★50%☆★50%★★
母犬★★100%☆★50%☆★50%★★100%★★

アフェクテッドが出る組み合わせをさける事で回避することが出来ます。

両親キャリア、キャリアとアフェクテッドの組み合わせが要注意

セロイドリポフスチン症の発症のみられる犬種

ボーダーコリーで有名ですが。他の犬種でも発症しています。

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犬の遺伝性疾患 セロイドリポフスチン症 まとめ

犬の遺伝性疾患 セロイドリポフスチン症を紹介しました。

ボーダーコリーに多い疾患ですが、繁殖前に因子の有無の確認を行い組み合わせに注意することで防げる疾患。

子犬の入手前に検査の有無を確認するようにしましょう。

致死性の遺伝病なので、この犬種を繁殖するブリーダーならば知っていてほしい疾患です。

今回 紹介したのは 犬の遺伝性疾患 セロイドリポフスチン症(CL)でした。

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