夏にはおなじみの食べ物、とうもろこし。
うちの子供は小さいころ「とうもコロシ」と言うてました。余談ですけど。
子供が言えないものの名まえにランクインするんじゃないかと勝手に思ってます。
さて、そのとうもろこしですが犬が食べてもだいじょうぶ?とよく聞かれます。
結論から言うと犬がとうもろこしを食べても大丈夫です。
何が問題になるかと言うと、与え方。
今回はとうもろこしがテーマです。
犬のたべもの とうもろこしってどんな食べ物?
夏の北海道で朝採れたトウモロコシを生で食べたのが忘れられません。
美味しい食べ物ですよね。
とうもろこしを少し詳しく解説しておきます。
とうもろこし
誰もが知ってる食べ物ですよね。
世界三大穀物のうちのひとつです。
コロンブスがアメリカ大陸で発見してヨーロッパに持ち込んだ作物として有名。
イネ科の一年生植物。
品種によって食用や、飼料、でんぷんやエタノールの原料となったりします。
実だけじゃなくて芯や葉、茎、ひげにも利用価値があるスーパー植物なんですよ!
栄養的価値
主に食べているスイートコーンでは糖や炭水化物以外でもビタミンB1,B2,ビタミンE、亜鉛、カリウム、葉酸、マグネシウムなどのミネラルもたっぷり含まれています。
またのつぶつぶを包んでいる袋部分は食物繊維、不溶性のセルロースで出来ています。
気になるカロリーは一本食べておにぎり一個分くらい(160㎉程度)
与えすぎには注意ですね。お楽しみ程度にしておきましょう。
とうもろこしの茹で方
お鍋で茹でる
皮をつけたまま水からゆっくりと茹でます。
沸騰してから3分茹でてでざるにあげて自然に冷まします。
電子レンジで茹でる(?)
皮のまま、サランラップにつつんで500wで5分加熱します。
600wだと4分ちょっと。
1000wだと2分半の加熱時間になります。
ラップで包んだまま冷まして完成です。
水溶性のビタミンが溶けでないのでオススメの加熱方法です。
犬のたべもの とうもろこしの危険な与え方
ちょっと昔ですが私の姪、とうもろこしの食べすぎで入院したことがあります。
他にも居ますかね?うちの姪だけ?
消化器で閉塞を起こす
バーベキューでお裾分けしてもらったとうもろこし。
芯を丸飲みするわんこが続出しています。
茹でてあるとうもろこしだし、カットしてあるし、味付けしてないし。(ここまではOK)
ぽいっと与えるのでは無くて歯でむしりとって食べるように補助しましょう。
奪われないようにしっかり持って変な顔で食べるのを楽しむようにしましょうね。
芯ごと丸飲みして上手く消化管を通過して出てくれば良いのですが、消化できずに詰まる事故が増えています。
食べすぎて消化不良を起こす
うちの姪ではないでしょうが、食べすぎると消化できない部分の多いとうもろこしは消化不良を起こします。
ちょっとご飯に混ぜてあげても次の日のうんちに粒そのまま出てきたりしませんか?
与えすぎに注意です。
アレルギーの心配
とうもろこしはドッグフードにも使われている食品。
だから大丈夫!と思わずに新しい食べ物を与えるときは慎重にあたえましょう。
アレルギーを起こす犬もいるので嘔吐などの症状があれば獣医師と相談しましょう。
犬のたべもの とうもろこしのまとめ
人が食べているものをもらえるとわんこが大喜びします。
一度与えてしまったものを取り返すのはたいへん。
とうもろこしを与えるときは粒だけを与えましょう。
ちなみに甘くておいしかったですが生でとうもろこしを犬に与えると消化不良を起こすので茹でたものを。
犬が前歯でとうもろこしをむしっている顔ってなかなか可愛いですよ!
犬にとうもろこしを与えるならしっかり芯を握って正面から楽しみましょう。