犬の遺伝性疾患 シスチン尿症ってどんな病気?遺伝性の尿結石 シスチン尿症について

シスチン尿症犬の泌尿器の病気
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シスチン尿症という疾患をご存じでしょうか。

シスチンという物質の結石が出来る尿路の病気です。

たくさんの犬種がこの疾患にかかることが分かっていますが、それぞれタイプがあるようです。

人でも3つに分類されて原因になる遺伝子もそれぞれわかってきています。

今回紹介するのは犬の遺伝性疾患 シスチン尿症についてです。

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犬の遺伝性疾患 シスチン尿症ってどんな病気?

シスチン結石が出来ることによる尿路感染や排尿障害などの症状が出ます。

尿路閉塞が起こると腎不全になることもあるので注意が必要です。

シスチン尿症の原因

腎尿細管の遺伝的な欠損が原因です。

正常な腎臓はアミノ酸シスチンをろ過するので尿中に残りませんが、シスチン尿症の犬では尿に残ってしまいます。

尿中に残ったシスチンが結石になることがあります。

シスチン尿症の症状

尿中に出来た結石が原因で血尿、尿路感染症、尿路閉塞などの症状がでます。

特に尿路閉塞をおこしてしまうと腎不全や膀胱破裂など深刻な事態になることも。

頻尿や血尿などの膀胱炎症状が治癒しても何度も繰り返されます。

シスチン尿症の治療

シスチン結石はアルカリ尿で形成されにくくなりますが、一度できた結石は溶けません。

ですが通常犬の尿は酸性尿なのでアルカリ尿を維持すると他の結石が出来てしまうことに。

水分を多く摂取するようにして大きくなる前に排出させることをこころがけましょう。

チオラ(チオプロニン)というシスチン尿症の治療薬を投与することもあります。

他に食事療法、サプリメントなどで尿をアルカリに維持するようにすることもありますがなかなか難しいようです。

繰り返す尿路閉塞を起こす犬には外科的な処置を行うことも。

シスチン尿症になりやすい犬種

現在では60以上の犬種で認められています。

なかでもかかりやすいとされている犬種があります。

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犬の遺伝性疾患 シスチン尿症の予防と検査

アミノ酸の摂取量を減らす目的で低たんぱくの食事に。

濃度を薄めて結石化させないようにするために水分を多くとるように工夫する。

膀胱内に尿が溜まった時間を短くするためにトイレに行きやすい環境を作ってあげましょう。

シスチン結石に尿検査でシスチン結石が確認できます。

また必要であればレントゲン検査や血液検査などを行います。

遺伝子検査について

ニューファンドランドとラブラドールレトリバーについては遺伝子検査で因子の有無を確認できるようです。

原因遺伝子がSLC3A1といわれる遺伝子で劣性遺伝することもわかっています。

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犬の遺伝性疾患 シスチン尿症 まとめ

尿結石をつくる遺伝性の疾患、 シスチン尿症についてでした。

尿結石の原因はそれぞれありますが、原因が遺伝性のものなので子犬の頃から発症する可能性もあります。

また、原因遺伝子を持っていても発症しないことも多いようです。

尿閉塞が起こったり膀胱が破裂してしまうなどの重度にならないよう、膀胱炎かな?と思うような時には獣医師に診断してもらうようにしましょう。

日常生活での工夫である程度改善できることもあります。

愛犬の症状にあわせた生活が出来るよう自己判断せずに獣医師と相談しながら生活させてあげましょう。

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