暖かくなって愛犬とのお出かけの楽しくなってくる時期。
天気のいい日なんかは犬と自然を満喫したくなるもの。
気温が10度を超えたころからゆっくりと害虫の活動も活発になってきます。
愛犬にノミがついて慌てる前にきちんと予防していきましょう!
まずは敵を知ることから。
犬とノミについてちょっと説明していきますね!
犬のノミってどんな虫?
実際こんなかわいい感じじゃありません。
2ミリほどの非常に素早い虫。
蚤は見つけられなくてもブラッシングのときにノミの糞が毛の間から見えて気づくケースも多いです。
小さな黒い粒がたくさん愛犬についてたら要注意ですよ。
犬のノミは犬に、猫のノミは猫につくと言いますが味見程度はするようですね。
卵から幼虫に、脱皮を繰り返して成虫になります。
卵や幼虫は犬の体から離れて環境中で孵化・成長します。
成虫のノミは犬や人が通りかかったときに飛びついて寄生します。
ノミが運ぶ病気
大量のノミに血を吸われると貧血になるともいわれていますね。
またゴソゴソと体を這われると不快で眠れなくなったりしてストレスになるとも。
貧血もストレスもノミが居なくなれば気になりませんがノミに刺されてなる病気も。
アレルギー性皮膚炎
蚤に刺されたらとても痒いのが特徴。
搔き壊して皮膚炎を起こすほかにノミの唾液によるアレルギー性皮膚炎も。
痒みが強いので投薬しながら治療することもあります。
瓜実条虫
蚤に寄生している条虫をノミを口にすることで瓜実条虫になることもあります。
ノミがいたら疑ってかかったほうが良いかも。
お尻からそうめんのような条虫のかけらが抜け出て落ちていることもあります。
ぎゃ~ですよね。
駆虫薬で治療します。
ノミに寄生されないために
人間がノミのようだ(^ω^) pic.twitter.com/hvE34sKQaM
— cyunta (@HQH00231) April 8, 2021
動物病院で処方してもらう薬 動物用医薬品
スポットオンタイプ
皮膚に塗るタイプの液体タイプのお薬。動物用医薬品です。
ノミとダニの成虫を駆除(殺虫)する成分とノミの卵や幼虫の成長を阻害する成分が入ってます。
塗ってから24時間で効果を発揮し約一か月持続します。(毎月 日を決めてやってあげてね)
血を吸われる前に犬の体にバリアーを張るイメージです。
製品名としてはフロントライン+ レヴォリューション フィプロスポットなど。
皮膚の弱い子には使えない事もありますので獣医師に相談の上 動物病院で処方してもらいましょう。
経口薬
皮膚の弱い犬にも使える経口薬。
チュアブルタイプが主流になってきています。
毎月投与することで効果が得られます。
一粒が以外とでかいのでいくつかに分けてあげると良いですよ。
お腹を壊している時には素通りしてしまう可能性があるので気をつけましょう。
投与してから8時間くらいで効果が期待できます。
ネクスガード などが有名。
動物病院で処方してもらいましょう。
動物用医薬部外品として販売しているもの
スポットタイプ
犬の首筋に塗るタイプのノミダニ駆除薬。
処方薬よりやや効果が劣るとの事ですが常にアスファルトなど草地に行くことの少ないわんこには十分かもしれません。
ノミを見つけてから慌てるのではなく継続して使用するようにしましょう。
首輪タイプ
皮膚の弱い子などはバンダナなどの上からつけてあげた方がいいかも。
6か月程度の持続効果があるそう。
安価なので使いやすいかもしれません。
動物病院で処方するタイプに比べると効果は少ないようです。
冬場などのオフシーズンに良いかもしれません。
ノミ避け
駆虫薬ではありません。
ノミの嫌がる成分のハーブを使った虫よけ。
ハーブのいい香りでリラックス効果もあるので人気があります。
キャンプや公園に行く前になじませて使ってあげると良いですね。
好みにもよりますが私はティーツリー&ニームの匂いが好きです。
補助的な使い方をしています。
室内のペットのスペースからノミを駆除しましょう!
のみ取ホイホイは以前猫についたノミの捕獲に大活躍しました。
とってもとっても後からどんどん連れてきていたちごっこになります。
駆除とノミがふえない環境つくり、そして犬猫につくノミを退治しないと根絶できません。
上手に使い分けて快適なペットライフ送りましょう。
ノミダニ予防薬について
キーちゃん、狂犬病の注射と登録をしてもらいに行って来ました🏥
これで立派な滋賀犬に🐶❤️🤩(笑)
注射は鳴いて暴れたけど、がんばったね😂
もうすぐ10ヶ月、1.85キロ🐶少し大きくなったね😊ヨシヨシ❤️
フィラリアとノミダニのお薬も8ヶ月分貰ってきたから、しばらく病院ないからね😊❤️ pic.twitter.com/qddf6JzjeJ
— ヨウコ (@mildflip) April 13, 2021
獣医師で処方されるノミダニ駆除のお薬。
ノミとダニを両方やっつけるお薬ですが効果のある期間に違いがあるのです。
獣医師からの指示通りに使うようにしましょう。
勝手に間隔をあけてしまうと思うような効果が得られないこともあります。
ノミもダニもどちらも怖い伝染病を運ぶ吸血虫。
滴下するタイプや飲ませるタイプがあるので使いやすいほうを出してもらうといいでしょう。
滴下タイプはしっかりと毛をかき分けて皮膚に届くようにつけましょう。
暴れるあまり毛の表面に垂れてしまうと効果にも不安が出てきます。
犬のノミのお話まとめ
昔は外で繋がれて飼われていた犬もこの頃では室内で家族同然の扱いで飼われています。
室内で一緒にいる時間が多いことで愛犬を清潔に保つようになりました。
外から帰ったら家に入る前に愛犬の体を軽くブラッシングしてあげればノミが付く確率もぐんと減ります。
ベッドはこまめに掃除して干乾しをしたりマメに掃除機でノミの卵を取り除いてしまいましょう。
ノミが繁殖すると、ホント大変ですよ(経験談)。