犬とのくらし 犬のまわりの危険な植物 公園や街路樹の植物は食べてしまっても大丈夫?

犬のまわりの危険な植物犬との暮らし
スポンサーリンク

私たちの身の回りは植物であふれています。

公園の植え込みや街路樹、マンションのちょっとしたスペースにも。

犬のお散歩中にも紅葉を楽しんだりおお花を楽しんだりしている人も多いかと思います。

ところで、街路樹や垣根などよほど詳しい人でないとなんの植物かわかりませんよね。

詳しい人だと樹皮や葉の形で分かったりするのでしょうが…。

分別ある大人として、落ちている木の実などは食べないのですが、愛犬はちょっと目を離すとパクっと食べてしまう油断なさ。

食べちゃってから毒があるかも!?と慌てないために身の回りにある危険な植物を覚えておきましょう。

今回は犬の身の回りにある危険な植物をご紹介します。

スポンサーリンク

犬とのくらし 身の回りの危険な植物 街路樹や植栽

根や実に毒があるものや、全体に毒のあるもの。

しょっとした毒だったり馬でもしびれさせるほどの毒だったりとさまざま。

アセビ Pieris japonica 馬酔木

有毒植物 馬酔木

馬酔木は全体に毒をもつ有毒植物で常緑の低木です。

このアセビを食べた馬が酔ったようにふらつくことでこの漢字が当てられているそう。

馬すらノックアウトするほどの毒性です。

鹿などの草食獣も食べないので鹿の多い奈良公園でもこんもりと茂ってるので目立つのではないでしょうか。

春先に小さな白い花をつけます。

アセビに含まれる毒はグラヤトキシン、アセボプルプリン、アセボイン、アンドロメドトキシンなど。樹皮や根皮に多く含まれます。血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、呼吸麻痺、神経麻痺などの症状がおこります。

木をかじったり収集するのが大好きなわんこもいますよね。

この木のそばにある小枝は拾わないようにしましょう。

イチイ Taxus cuspidata 一位 アララギ・オンコ

危険な植物 イチイ

常緑の針葉樹、トピアリーにもされていることがあるわりとポピュラーな木です。

毒があるのは果肉以外の部分。

赤くて甘い実だけが毒のない部分で食用にされたり、焼酎で果実酒が作られたりします。

イチイの毒はアルカロイドのタキシンという毒。心臓毒といわれる毒の一種。甘い実と一緒に種をかみつぶしてしまったら中毒をおこしてしまいます。呼吸困難や麻痺、痙攣をおこし死に至ることもあります。

カロライナジャスミン Gelsemium sempervirens イエロージャスミン

犬に危険な植物カロライナジャスミン

ジャスミンティー(茉莉花茶)に使われるジャスミンとは全くの別物で常緑蔓生灌木。ニセジャスミンとも呼ばれます。

春に甘い香りのする花を咲かせます。公園や遊歩道、街路樹として広く植えられています。

毒性成分はゲルセミン、ゲルセミシン 、センペルビリン などのインドールアルカロイド。この毒は主に中枢神経に作用し、特に呼吸中枢に対して直接作用します。脈拍増加 、 呼吸麻痺 、 中枢神経刺激作用 、 血圧降下 、 心機能障害などの症状がでます。

夾竹桃(キョウチクトウ)Nerium oleander var. indicum

危険な植物 キョウチクトウ

6月から9月ごろまで花を咲かせる低木の常緑広葉樹。

花や葉、枝などすべてに強烈な毒があるばかりか、周辺の土壌にも毒性があるほど。

燃やした煙などにも毒性があると言われていて、腐葉土へと分解されても1年ほど毒がのこるそう。

キョウチクトウの毒はオレアドリン・ギトキシゲン・アディネリン・ジギトキシン・ネリアチン・ジギトキシゲニン・アセチルオレアンドリン強い吐き気や嘔吐、脱力や倦怠感、下痢、腹痛なとの症状があります。牛が誤食して死亡した例もあるので注意が必要です。

ハワイやグアムなど南国リゾートで「プルメリア」という花をよく見かけます。このプルメリア、歓迎のレイに好んで使われる友好のしるし。ですが、このプルメリアもキョウチクトウの仲間です。プルメリアには白い樹液に夾竹桃と同じ毒が含まれます。アラマンダ、サンパラソル(マンデビラ)も夾竹桃と同じ毒をもっています。

シキミ Illicium anisatum シキビなど

危険な植物 シキミ

日本では仏事にかかわりのある樹木で関西地方ではお墓に供えたりもします。

また、線香などの材料にも使われています。万葉集にもよく登場する植物ですよね!

このシキミ、毒があることで有名ですが中華料理でお馴染みの八角によく似ていることで誤食の先例がたくさんあります。なので毒八角と呼ばれたりもします。

シキミの毒はアニサチンという物質で全体に毒がありますが、特に実に多く含まれます。抹香によく似たかおりをしていて食べてしまえば嘔吐や意識障害、痙攣などがおこり死亡することもあります。

ジンチョウゲ Daphne ダフネ 沈丁花

危険な植物 沈丁花

早春に強い香りの小さな花を咲かせる常緑低木。4大香木のうちのひとつです。

木全体に毒があり、樹液に触れるのも危険です。

香りが良いので切り花で楽しむこともありますが、匂いにつられて食べられないように注意しましょう。

毒はダフネチンという成分。樹液に触れると皮膚炎をおこし、誤食すると口内炎や胃炎を起こします。あまり見かけることはありませんが、実を食べてしまうと血便や腹痛、身体硬直などの症状がでるといわれています。

センダン Melia azedarach 栴檀

危険な植物 栴檀

公園や街路樹によく利用されている栴檀。丸い小さな実をつける落葉高木。

センダンの毒はメリアトキシンという成分。消化器系、神経系に作用する毒です。大型の家畜でも中毒を起こしています。嘔吐・水様便・痙攣・昏睡などの症状があります。

ツツジ Rhododendron 躑躅

危険な植物躑躅ツツジ

ツツジは街路樹や公園、庭などに多く利用されている植物です。春頃に花を楽しめる身近な植物。

致死性のグラヤノトキシンが含まれる種が多い。特にレンゲツツジやシャクナゲに多く含まれていて蜜を舐めるだけで危険。嘔吐や下痢、酩酊状態になったり重症では痙攣をおこしたり呼吸停止や死亡することも。葉や花を食べられないように注意しましょう。

ツツジの他にシャクナゲ・サツキ・ドウダンツツジ・カルミアがあります。

ピラカンサ P. coccinea トキワサンザシ

危険さ植物 トキワサンザシ

秋になると真赤な実がすずなりになっている街路樹がありませんか?公園や街路樹に使われているピラカンサ。

バラ科の植物です。

ピラカンサの毒は青酸配糖体といわれるアミグダリンです。大量に摂取すると嘔吐や胃腸障害を起こすといわれています。

ヤツデ Fatsia japonica 八手

危険な植物 八手

丈夫で見栄えが良いので庭木によく植えられています。

ヤツデの葉にはヤツデサポニンといわれる成分が含まれていて有毒です。昔は農薬をつくっていたとか。過剰摂取すると下痢・嘔吐や溶血します。

ユズリハ Daphniphyllum macropodum 杠・楪・譲葉

危険な植物 杠 ユズリハ

新しい葉に譲るように古い葉が落ちることから縁起木としてお正月の鏡餅の飾りなどに使われます。

庭木としても植えられているのですが全体に毒を含んでいます。

ユズリハの毒はユズリハアルカロイド。呼吸麻痺や心臓麻痺などを起こすこともあります。

ナンテン Nandina domestica 南天

危険な植物 南天

赤い実のなる南天は縁起物として庭木によく使われる植物。

のど飴にも使われているのをご存じありませんか?薬用にも使われますが毒性もあります。

ナンテンの毒性分はナンテニン、ナンジニン、メチルドメスチシン、プロトピン、イソコリジン、ドメスチシン、リノリン酸、オレイン酸で木全体に含まれています。痙攣や麻痺などを引き起こす危険性があります。
スポンサーリンク

犬とのくらし 身のまわりの危険な植物 まとめ

薬効もある植物もありますが、毒物とされる植物も数多くあります。

調べる中で食べてみた!なんて記事も見かけましたがケシテ真似しないようにしましょう。

牛などの大型動物でも中毒を起こすような植物が意外と身近に植えられています。

落ちている物を食べるクセのあるわんこは特に要注意です。

「野生の血で毒はわかるだろう」なんて都市伝説もいいところ。

こたつでヌクヌクと生活する犬達に野生のカンはあてにしないであげましょう。

今回は身のまわりにある危険な植物の中で庭木や街路樹・公園などに植えられている物を紹介しました。

タイトルとURLをコピーしました