犬の遺伝性疾患 進行性網膜萎縮症(PRA)ってどんな病気?PRAの原因や症状、発症の多い犬種について

進行性網膜委縮症 PRA 遺伝性疾患犬の眼の病気
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犬も人と同じように遺伝性疾患があることが知られています。

いくつかある遺伝性疾患の中で進行性網膜萎縮症(PRA)は多くの犬にみられる疾患。

特に発症が多い犬種の紹介や症状などについて説明します。

今回は犬の遺伝性疾患 進行性網膜萎縮症(PRA)を紹介します。

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犬の遺伝性疾患 進行性網膜萎縮症(PRA)ってどんな病気?

常染色体劣性遺伝の進行性の眼の疾患です。

網膜って?

網膜は眼底と呼ばれる眼の奥の一面に広がる薄い膜状の組織です。

目で見た映像を映し出す場所で光や色を感じるたくさんの神経細胞があります。

この網膜が進行性に変性してやがて失明してしまいます。

PRAの症状

主な症状は視力の低下です。

初期に暗いところで見えにくくなる(夜盲症)の症状が出るのが特徴です。

夜間のお散歩で慎重になったり、つまづく、ぶつかるなどの行動があれば注意して観察しましょう。

進行性の疾患なので徐々に明るい日中にも同じような症状がみられるようになります。

白内障を併発することもあります。

PRAの原因

遺伝性疾患です。

両親から遺伝子を受け継いで発症します。

PRAの治療

治療法は見つかっておらず補助療法が中心になります。

進行性網膜萎縮症の初期にはビタミンEを多く含むサプリメントが処方されることがあります。

ビタミンE欠乏による網膜変性が多く報告されていることから処方されています。
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犬の遺伝性疾患 進行性網膜萎縮症(PRA)の検査と予防

犬の進行性網膜萎縮症(PRA)には予防法がありません。

常染色体劣性遺伝の疾患です。

この病気を疑った場合に行われる検査

視覚検査:ペンライトで光に反応するかチェックしたり、目の前で手をパッと広げたりして反応を診たり音のならないおもちゃを使って目で追うかを確認します。また、歩かせてみて障害物をよけれているかのチェックを行います。

眼底検査:特殊なカメラを使って暗室で眼底を撮影します。瞳孔を開く目薬を使いますので緑内障の有無を確認するようにします。

※ 網膜電位図の測定:眼底に異常がみられないのに夜盲症などの症状がある場合に行われます。

PRA遺伝子検査って?

PRAの遺伝子を血液検査で調べる事が出来ます。

繁殖前に組み合わせを考えれば発症を防ぐ事ができるので是非実施していただきたい検査です。

クリア (発症無し・健全)☆☆

キャリア (発症の危険性は無いが因子を持っている)☆★

アフェクテッド (発症します)★★

繁殖時の注意事項

上記の結果を踏まえて交配計画を立てるようにしましょう。

組み合わせによる子犬の発症の確率 クリア(☆☆)キャリア(☆★)アフェクテッド(★★)

組み合わせ父犬☆☆父犬☆★父犬★★
母犬☆☆100% ☆☆50%☆☆ 50%☆★100%☆★
母犬☆★50%☆☆ 50%☆★25%☆☆50%☆★25%★★50%☆★50%★★
母犬★★100%☆★50%☆★50%★★100%★★

アフェクテッドが出る組み合わせをさける事で回避することが出来ます。

両親キャリア、キャリアとアフェクテッドの組み合わせが要注意
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犬の遺伝性疾患 進行性網膜萎縮症(PRA)の好発犬種

進行性網膜萎縮症(PRA)は特に起こりやすい犬種もありますがほぼ全ての犬種に起こりえる疾患です。

繁殖前にしっかりと検査をしているブリーダーが増えれば防げるのですが・・。

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犬の遺伝性疾患 進行性網膜萎縮症(PRA) まとめ

犬の眼の進行性網膜委縮症(PRA)は発症してしまえば進行を遅らせるようするほか治療法はありません。

いずれは失明してしまう疾患です。

みえなくなった時には生活を工夫して生活の質をあげるようにしてあげましょう。

細かく区分して考えてみるといいですよ!

例えば、「ぶつからない工夫」「落ちない工夫」「散歩の工夫」「食べやすくする工夫」など。

聴覚、触角、嗅覚を使って見えていない事を補う生活を想像してあげましょう。

今回紹介したのは 犬の遺伝性疾患 進行性網膜委縮症(PRA)でした。

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