スキッパーキって知っていますか?
あまり聞いたことのない犬種かもしれませんね。
スキッパーキ、スキッパーキーともシッパーキとも言われる犬です。
小さな黒い悪魔、なんて呼ばれるスキッパーキ。
今回はこの珍しい犬種、スキッパーキの紹介です。
英語では Schipperke
希少犬種 スキッパーキってどんな犬?
ペットショップなどではあまり出回っていませんが歴史の長い犬種です。
ベルギー原産のこの犬種を詳しくみてみましょう。
スキッパーキの歴史
ベルギー原産の小型犬です。
古い犬種で起源ははっきりしていませんが一説ではルーベナールという牧羊犬では無いかと言われています。
ブリュッセルの靴職人が細工の細かい首輪をつけるためにこの犬種を飼って競技会を行っていたとか。
断尾された姿が確認されてますが15世紀ころから断尾の習慣はあったようですね。
ネズミやもぐらなどの小型の害獣を良く捕まえていたことも知られています。
19世紀のドッグショーで当時のベルギー王妃のマリー・アンリエット妃がこの犬種を気に入った事で人気に火が付きアメリカやイギリスにも広がりました。
この犬種の名まえの由来は諸説あるのですが現在では産出地の方言で「小さな羊飼い」であるというのが有力。
スキッパーキの性格
明るく優しい犬種です。
飼い主には従順で甘えん坊となる犬が多いようです。
好奇心旺盛で活動的な犬種ですが警戒心が強いところもあります。
少し我が強いところもある犬種。
スキッパーキの特徴
My dream dog is the schipperke. I want one so bad 😭🖤 pic.twitter.com/OIuEC2aEjk
— Stefari 👽 (@stefariii) August 16, 2021
黒い被毛としっぽのない姿が有名なスキッパーキですが他の毛色が生まれることも。
体重は3~9キロ程度、体高が22~32センチ程度の小型犬。
ピンと立った耳に細めのマズル。
がっしりした体の割に細い脚をしています。
ダブルコートの被毛で首回りの毛はオーバーコートは襟巻のように生えています。
黒い毛色の犬種ですがアンダーコートがダークグレーになることもあります。
また、クリームやフォーンの毛色がうまれる事もあります。
尾の無い姿が有名ですが近年では断尾せずにいるわんこも多く、かわいい巻き尾のスキッパーキが増えています。
希少犬種 スキッパーキの飼い方
ちょっと我が儘なところがあるスキッパーキの飼い方は少し難しいところがあります。
しつけには根気が必要です。
スキッパーキのしつけ方
牧羊犬としての歴史のある犬種のスキッパーキ、とても頭の良い犬種です。
そして我が儘というか我の強いところがあるのでしつけには根気が必要です。
犬のペースに持ち込まれないようしつけを行いましょう。
犬の注意を上手く惹きつけるよう工夫が必要です。
一貫性をもったしつけが大切です。飽きられるないよう工夫してあげると良いですよ!
スキッパーキの運動
小型犬ですが活発な犬種なので運動量は多め。
退屈させると悪戯も増えるので朝夕30分ずつのお散歩が必要です。
また、ドッグスポーツなどを楽しめる犬種。
頭も使うし犬とのコミュニケーションも取れて運動もできるのでオススメですよ!
スキッパーキの健康管理
スキッパーキの平均的な寿命は13~15歳と言われています。
長い歴史のある犬種で比較的遺伝病などのすくない犬種。
ですが小型犬に多いレッグペルテスが出る事があるので注意してあげましょう。
また黒いダブルコートの被毛は抜け毛も多くてお手入れは大変化もしれません。
コマメなブラッシングと定期的なシャンプーで清潔に保つようにしてあげましょう。
スキッパーキの入手方法
ちょっと初心者向きでないスキッパーキと暮らしたいと考えた時はブリーダーを探すことになります。
インターネットでも探せますが、出来れば両親犬を見せてもらってどういう犬なのかを理解しておきましょう。
また、価格もやや高めで30~50万円程度。
予約して家族に迎える感じに。
希少犬種 スキッパーキのまとめ
小さな黒い悪魔とか言われるスキッパーキ。
小さい体でパワフルに動き回る元気いっぱいの小型犬。
アクティブな小型犬と生活したい人に向いているかもしれませんね。