つい最近、逃げ出した大型の蛇のニュースで大騒ぎになりましたね。
日本には人を捕食するほどの大型の蛇は生息していません。
足元にょろにょろのイメージですよね。
大きな蛇は沖縄や南方で生息する種類がほとんど。
その中でも毒をもつ蛇は3種類。
その毒蛇に犬が咬まれたらどうしたらいいのか。
調べてみました!
犬がマムシに咬まれた!毒蛇って?
見つけたら悲鳴をあげる人も多い蛇。
ちょっと田舎に行くとにょろにょろと道を渡っていたりしてけっこうメジャー。
うちの庭でもよく見ます。
色々な種類の蛇がいますが毒をもっているのは数種類です。
蛇ってどんな生き物?
手足のないにょろにょろ。
鱗のある爬虫類で南極、北極をのぞく世界中に分布しています。
逃げ出して大騒ぎになった10m級のニシキヘビからミミズみたいなメクラヘビまで多様な姿をしています。
ちゅどんとした境目のない体はどこから何なの?と不思議の詰まった生き物です。
変温動物で捕食動物。脱皮を繰り返して成長します。
環境に順応して進化したようで、海、川、陸上のわりとどこにでも生息しています。
「神経毒」や「出血毒」をもつものもあり(全種のうち25%の種類で有毒)見分けるのが難しい。
蛇の毒について
蛇の毒と言ってもそれぞれに特徴があります。
ポピュラーなのがやはりマムシ。
日本にいる毒蛇のなかで毒性が強いのは、ヤマカガシ > マムシ > ハブ
攻撃的なのが ハブ > マムシ > ヤマカガシ となっています。
一番咬まれることが多いのが マムシ。
マムシ毒
クサリヘビ科の毒蛇。北海道から九州、南西諸島の一部に生息する有名な毒蛇。
ずんぐりした印象で目が縦長
犬がマムシに咬まれた!対処のしかた
耐性があって命の危険が少ないといわれています。
ただし!
咬まれた部位をどうする
たいていは鼻先や足を咬まれています。
人が咬まれたときは脈が触れるくらいの強さで血流を止めて病院へ行くように言われていますよね。
犬の場合は?顔とか咬まれてるけど?
基本的に咬まれたときの処置はありません。
死なないとは言われていますが、まれに命を落とす犬もいます。
冷やしたり縛ったりせずにただちに動物病院に連れていって獣医師の処置をうけましょう。
どうなる?
犬がマムシに顔を噛まれてしまった結果 pic.twitter.com/VXw6nSX1Ra
— 味噌煮込み仮面 (@OxlSfCuxRtExqhN) September 1, 2016
咬まれた場所を中心にばんばかばんに腫れます。
くっきりと一対の牙のあとが見つかりますよ。
元気消失、嘔吐などの症状を出す犬もいます。
重症化すると出血傾向に。
犬がマムシに咬まれたらどうしたら?
毒はあっという間に効果を表します。
咬まれた場所が腫れあがり、変色してきたりします。
たとえ耐性があると言われていても動物病院で受診しましょう。
軽症では安静にして抗生剤やステロイドの投与や創部の洗浄・消毒の処置などが行われます。
犬がマムシに咬まれた!毒蛇に咬まれたとき まとめ
お散歩中に草むらに顔を突っ込んであるくわんこは要注意ですね。
蛇がいてちょっかいかけて咬まれることが多いようです。
そのため鼻先などの傷の割合が多いのでしょうね。
一緒に歩いているわんこが蛇にちょっかいかけていたらやめさせましょう。速やかに。
耐性があって死なないよ!と言われていても死亡例は確かにあるのです。
咬まれないように気を付けるのが一番です。