犬のワクチン接種 混合ワクチンてどんなの? 犬の混合ワクチンの種類や注意すること

犬 ワクチン 獣医犬の病気
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この頃世間をにぎわせている新型コロナウィルス。

ワクチン接種が大きな話題になっていますよね。

私たちも子供の頃に多くのワクチン接種を受けてきました。

集団でちく!とやったの覚えてる人も多いのでは?

犬には法律で決められた狂犬病予防接種があります。

他にはかかってしまうと重篤な症状を起こしてしまう感染症のワクチンが開発されています。

法律で定められているわけではありませんが多くの愛犬たちが接種を受けています。

やはり予防できる病気であるならば受けておきたいですよね。

今回は予防接種についてちょっと説明していきましょう!

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犬のワクチン接種ってどんなもの?

簡単に言うとかかってしまったら死んでしまったり重症化してしまう病気を防ぐ注射のこと。

病気の毒性を弱めたり殺したものを注射などで接種。

体の防御システムにこの病気にはかかった事があると思わせて攻撃方法を覚えさせる感じです。

免疫って何?

病気から体を守るシステムのこと。

一度かかった病気にはかからない体の防御システムなんです。

一度病気と闘ったら相手を覚えているんだね!

産まれてから仔犬たちは母親からの移行抗体という免疫を初乳からもらっています。

初乳が大切だというのは良く知っている事ではないでしょうか?

犬でのデータはないのですが同じように移行抗体を初乳からもらっている牛での研究が参考になると思います。

初乳に含まれる免疫グロブリンは分娩直後から減り続けていきます。

出産後12時間で60%程度、24時間では出産直後に比べて4%程度にまで減ってしまいます。

また仔牛のほうでも腸管からの免疫グロブリンの吸収は生まれて6時間もすれば出生直後の半分程度に落ちてしまいます。

ですので生まれた直後に初乳にありつけるかどうかがとても大切になってきます。

ちなみに人間は胎盤を通して母親からもらっていますよ。

この免疫グロブリンに守られている間はワクチン接種をしても抗体が得られない期間となります。

ですのでこの移行抗体が切れる頃合いの生後6週のころに一回目のワクチン接種を行うのです。

ワクチン接種のスケジュール

生後1年まで

  1.  一回目 生後42日ころ(6週) たいていは生まれた所で済ませます。
  2.  二回目 生後2か月ころ    前の接種から2~3週間後に。
  3.  三回目 生後3か月ころ    二回目の接種から1か月後に追加接種。

幼い頃は基礎免疫をつけるために3回のワクチン接種をおすすめします。

半年ほどした後でもう一度打つこと(ブースター)を推奨する獣医師もいますのでよく相談して決めてあげましょう。

その後は一年に一度 忘れずに受けるようにしてあげましょう。

かかりつけの動物病院からお知らせが来る事が多いので気を付けてあげてね。

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犬のワクチン接種はどんな病気を防ぐの?

ワクチン接種で防ぐことの出来る病気です。

犬パルボウィルス感染症(CPV)

血便を伴う激しい下痢、嘔吐を繰り返す病気なんだって。

体力のない仔犬などは死亡率も高い怖い病気。

感染力もとても強いんだよ!

有効な治療薬はないから対症療法で治療するんだって

人に対する病原性はありません。

犬ジステンパー感染症

最初は熱から始まる病気。

そのまま治ってしまう犬もいれば悪化していく犬も。

悪化すれば咳やくしゃみ、鼻水が出てきて嘔吐、下痢や結膜炎、白血球減少。

さらに悪化するとジステンパー脳炎を起こすのは有名だよね。

 

 

人のはしかのウィルスに似ているんだって

治療薬がないから対症療法で治療するんだよ。

犬伝染性肝炎 犬アデノウィルス1型

犬アデノウィルス1型で起こす肝炎。

突然亡くなるほどの急な症状を引き起こすことも。

急激に高熱が出るんだって。

治療薬はないよ。

肝炎の治療をしながら回復をたすける治療法になるんだって

犬伝染性咽頭気管炎 犬アデノウィルス2型

犬伝染性肝炎と同じ種属の犬アデノウィルスの2型で起こる病気。

咳が主な症状で発熱や食欲不振が表れるよ。

ケンネルコフの原因のひとつともいわれているよね

犬パラインフルエンザウィルス感染症

ケンネルコフを起こすウィルスの一つ

咳や鼻水などの症状がでるよ。

犬コロナウィルス感染症

消化管症状がでるよ。

パルボウィルスとの混合感染を起こすことも。

体力のない仔犬では重症化しやすいんだって

犬伝染性気管気管支炎

いわいるケンネルコフ

アデノウィルス2型や犬パラインフルエンザウィルスなど。

様々な要因で起こる風邪症状

犬レプトスピラ症(血清型の異なる4~5種類ある) 人畜共通感染症

保菌するネズミの尿が原因。

汚染された水をのんだり触ったりすることで感染するんだよ。

人にもうつる怖い病気なんだよ。

発熱や嘔吐、食欲不振から急性腎不全や肝炎になったりも。

死亡することもある感染症だよ。

インフルエンザと同じでたくさんのタイプがある細菌感染なんだ。

その中でワクチンで予防できるものも数種類あるんだ。

ワクチンを打っていてもかかってしまうのは違う型のレプトスピラに感染したって事。

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犬のワクチン接種ってしなきゃダメ?

狂犬病の予防接種は法律で義務化せれているので打つことがルール。

では混合ワクチンはと言うと任意での接種なんです。

飼い主さんが愛犬を病気から守るために打つのが混合ワクチン。

致死率の高い病気が多いので予防できるならしてあげたいものですよね。

副作用の情報

アナフィラキシー反応

虚脱、貧血、血圧低下、呼吸促拍、呼吸困難、体温低下、流延、ふるえ、痙攣など 死亡に至ることも

アレルギー反応

顔面腫脹(ムーンフェイス)・掻痒・じんま疹

副反応

元気・食欲衰退、疼痛。腫脹。発熱、嘔吐、下痢

などがみられることがあります。

犬の混合ワクチンの種類について

1種ワクチン

バンガードプラスCPV(ゾエティスジャパン)パルボウィルス

生ワクチン 2008年に一例アナフィラキシーショックの報告

2種混合ワクチン

ノビバックLEPTO(MSD)レプトスピラ(カニコーラ・イクテロヘモラジー)

ノビバックPUPPY DP(MSD) ジステンパーパルボウィルス

混合生ワクチン フェレットにも使う子犬用のワクチン。アナフィラキシー・アレルギーの報告が何例があります。

4種混合ワクチン

バンガードL4 (ゾエティスジャパン)レプトスピラ(カニコーラ・イクテロヘモラジー・グリッポチフォーサ・ポモナ)

5種混合ワクチン

バンガードプラス5(ゾエティスジャパン)ジステンパーアデノウィルス1型犬アデノウイルス2型犬パラインフルエンザウイルス犬パルボウイルス

ユーリカン5(ベーリンガーインゲルハイム社)バンガードプラス5と同じ

主に小型犬で死亡例含むアナフィラキシー・アレルギー反応が報告されています。

ノビバックDHPPi(MSD) バンガードプラス5と同じ

主にアレルギー小型犬にアレルギー反応、まれにアナフィラキシー症状も。

6種混合ワクチン

バンガードプラス5/CV(ゾエティスジャパン)ジステンパーアデノウィルス1型犬アデノウイルス2型犬パラインフルエンザウイルス犬パルボウイルス犬コロナウイルス

アナフィラキシー・アレルギー反応が起こることがあります。

7種混合ワクチン

ユーリカン7(ベーリンガーインゲルハイム社)ジステンパーアデノウイルス1型アデノウイルス2型パラインフルエンザウイルスパルボウイルスレプトスピラ(カニコーラ・イクテロヘモラジー)

まれにアナフィラキシー反応、アレルギー反応がおこる

ノビバックDHPPi+L(MSD) ユーリカン7と同じ

アナフィラキシー反応、アレルギー反応が起こることがあります。

犬用ビルバゲンDA2PPi/L(ビルバック)ユーリカン7と同じ

死亡例を含むアナフィラキシー反応が起こることがあります。

8種混合ワクチン

バンガードプラス5/CV-L(ゾエティスジャパン)ジステンパーアデノウイルス1型アデノウイルス2型パラインフルエンザウイルスパルボウイルスコロナウイルスレプトスピラ(カニコーラ・イクテロヘモラジー)

アレルギー反応、死亡例を含むアナフィラキシー反応が起こることがあります。

10種混合ワクチン

バンガードプラス5/CV-L4(ゾエティスジャパン)ジステンパーアデノウイルス1型アデノウイルス2型パラインフルエンザウイルスパルボウイルスコロナウイルスレプトスピラ(カニコーラ・イクテロヘモラジー・グリッポチフォーサ・ポモナ)

アレルギー反応、重篤なアナフィラキシー反応がおこることがあります。

ワクチン接種の副作用について

毒性をなくしたり弱めたりしてあるとはいえ異物を体内に取り込むので副作用が起こる可能性があります。

どうしても気になる場合は関係省庁のHPやワクチンの会社が情報提供しているので調べてみると良いですね。

農林水産省のデータベースです → 動物用医薬品等副作用データベース

程度の差こそあれ重篤なアレルギー反応を起こした場合は気管が腫れて呼吸困難を起こしたりするので接種後はしばらく動物病院で様子をみるようにしましょう。

一度アナフィラキシーショックを起こしたワクチンやその会社の製品は使えないのでよく覚えておくことが重要。

また基本的に体調の良い時に接種するようにしましょう。

妊娠犬に接種出来ないワクチンもあります。

接種後は愛犬の様子をよく観察しておきましょう。

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犬のワクチン接種のまとめ

多くのワクチンの種類があるのがわかりますね。

住んでいる地域や生活によって必要なワクチンは違ってくるかもしれません。

自分で調べてよく知っておくことも大切ですが獣医師と相談することも重要になってきます。

愛犬のために予防できる病気は予防してあげましょう!

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