子犬を迎えてから一か月。
三回目のワクチンも終わっていよいよお散歩デビュー。
それまで社会化のために抱っこで外の世界を経験していた子犬ちゃん。
でもいざ自分の足で歩くとなると話は別です。
初めてのお散歩、気をつけることややり方について紹介しますね!
子犬のしつけ お散歩デビューをしよう!お散歩の必要性
小型犬だったりしたらお散歩行かなくても家の中で走り回ってるし運動は十分。
そんな風に思う飼い主さんは少なくありません。
ペットショップでお散歩が要らないと言われたとか言う話もあったり(びっくり)
ストレス発散
イタリアの大学が行った犬のストレスに関する研究で「お散歩」の有る無しはストレス要因となることが分かっています。
お散歩に行っているか、行っていないか。
他の要因、例えば大勢で犬舎生活をしているだとかはストレス要因にはなっていませんでした。
犬種や犬の大きさに関係なく散歩に行っているかどうかがストレスと関係するという結果でした。
運動不足解消
子犬時代のありあまるエネルギーを家の中だけで消費するのはとても大変です。
走り回らなくても良いのでたっぷりを歩いてあげましょう。
愛犬と一緒に歩く事はコミュニケーションにもなるので事情が許す限り散歩してあげましょう。
太陽光を浴びる
太陽光にあたると成長ホルモンやセロトニンが分泌されます。
セロトニンって聞いたことありませんか?幸せホルモンなんて呼ばれるホルモンで心の安定に大きく関係しています。
また太陽光にあたることで作られるビタミンDはカルシウムの吸収に欠かせないミネラル。
子犬にとってお外を歩く事は健康な体を作るためにも大切なんです。
脳を刺激する
外を歩いて新しい発見や出会いをすることで脳を刺激します。
その刺激は子犬にとって経験値となりますし、脳が良い感じで疲労するので生活のリズムを作れます。
子犬のしつけ お散歩デビュー いつから始める?
犬にとってお散歩はとても楽しみなイベント。
3回目のワクチンを打ち終わったときに獣医師に「お散歩OK」と言われるわんこも多いのでは?
3回目のワクチン
ペットショップで箱から出さないで育てるように言われた。とか、極端な話も良く耳にします。
そこまで厳重に育ててしまうと社会化が全く出来ていない子犬になってしまいます。
ワクチンが終わるまでは抱っこでお散歩に連れて行って外の世界を味あわせてあげましょう。
さて、ワクチンが終了していよいよ地面を歩きます。
地面を歩かせる注意点
草むらや土のある場所には降ろさない。
始めてのお散歩、2~3週間くらいはアスファルトやコンクリートの上を歩くようにしましょう。
他の犬のおしっこの跡やうんちに近づかないこと。
まだまだ病原体に弱い子犬だということをしっかり覚えておきましょう。
子犬のしつけ お散歩デビュー お散歩デビューのやり方
始めて家の外で地面に降ろした子犬。
すたすたと歩きだすわんこは度胸満点ですね!
たいていは及び腰のへっぴり腰の慎重派が大多数ですよ。
お散歩デビュー リードや首輪はどうしたらいいの?
始めてお散歩に出るときにはじめてリードを首輪をつけても上手く行きません。
社会化として抱っこ散歩の時にも首輪、リードは装着して違和感を減らしておきましょう。
また、子犬に首輪は負担が大きいこともあるのでハーネスタイプの胴輪も併用するといいですよ!
いざ、お散歩へ!でも全く歩かない!?
玄関の外で地面に降ろしてあげて、いざ!
でも固まって動かなくなる子も。怖がっている姿も中々可愛いですがこれじゃ散歩になりませんよね!
- やさしく名前を呼んで一歩が出るように促します。
- 音のなるおもちゃ等で子犬の興味を引いて歩くよう仕向けます。
なれるまではほんのちょっとのお散歩でも大丈夫。
練習期間だと思って気長に距離をのばしていきましょう。
匂いばっかり嗅いでる
下ばっかりを見ている子犬には名前を呼んだりおもちゃで興味を引いて視線を上に向けましょう。
目があったら褒めてあげて。
匂いが気になるのはしょうがないことですが、そればっかりに気を取られて歩くのは楽しくありません。
拾い食いに結びつく行動なので早めに対処しましょう。
音のなるおもちゃなどを持参して子犬の気を引く工夫をしましょう!
子犬のしつけ お散歩デビュー まとめ
子犬のお散歩デビューについてでした。
歩くのを怖がるなんてほんの一瞬の出来事であっという間に好奇心に負けて歩くようになります。
どんどん歩くようになると他の心配も出てきますがそれはまた、別のお話。
お散歩デビューについては犬も飼い主も楽しんで出来ればいいですね!